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1)カワサキ
カワサキのバイクは、さまざまな技術が用いられている。まず、機構解析技術を適用して、この結果に基づいて強度評価を行う技術を開発している。こうした技術を製品開発に使い、バイクのエンジンと車体を悪条件に耐えうるような強度にし、かつドライバビリティの向上のために軽量化するという高性能な製品づくりをすることができる。
振動・音響評価技術では、解析によってブレーキ鳴きの発生有無を推定し、ブレーキ鳴きを防止する製品開発に役立てている。
汎用材料技術では、低合金鋼鍛造素材を薄く削り出した軽量高強度カムシャフトを採用することで、パワーウェイトレシオ1馬力あたり1キロを切るバイクを実現できた。
燃料・電熱・熱システム技術では、CFD(Computational Fluid Dynamiss)解析を活用して、エンジン内でのガソリンの燃え方自体を改善する研究をしている。こうして、エンジン出力と環境性能を両立させる研究開発を行っている。
機構技術では、操縦性、旋回性、高速走破性、直進安定性などの性能予測に役立てるため、ライダーの動作をはじめ、エンジン、車体、タイヤ剛性まで、計算機シミュレーションによる事前の性能解析で、総合的に運動性能を解析している。こうして、短期間で信頼性の高い製品を市場に投入している。
カワサキは、2006年4月から2010年3月までの中期経営計画、「GlobalK」を2006年9月に策定した。これは、経営の安定化をはかった前中期経営計画「K21」を発展させ、10年後のビジョンを作成し、そのビジョンに向かって収益性の高いグローバル企業へ飛躍する前半期間として策定されたものである。
基本目標は、強固なブランドの構築や、企業品質の向上、持続的成長サイクルの確立へ向けた改革の継続などで、「質主・量従」「選択と集中」「非価格競争力の強化」を経営の基本とし、中期計画期間中に安定収益体質を定着し、持続的成長軌道へ復帰することである。
カワサキの「四本の柱」のひとつとされる、中核事業の汎用機事業は、2006年の10年後の姿として、「ハイクオリティ・ハイパフォーマンス分野で、トップレベルのブランドを構築したレジャービークル及びエンジンメーカー」というビジョンを作成している。
このビジョンに向かった汎用機事業の基本戦略は、「カワサキは高性能・高品質である」というブランドイメージを、2015年度に向けてさらに強化しようというものである。
事業別戦略では、先進国向けバイクを主力、かつ最重点事業として、事業規模拡大と収益性向上につとめること、機能別戦略では、北米や、タイなどアジアで、研究開発機能を拡充し、グローバルな開発体制のさらなる推進、アジアにおける生産・調達力の強化をはかり、低コストな生産・調達体制を確立することとしている。具体的な数量目標は、2010年度のROIC(資本効率)を22%(グループ全体では14%)としている。
2)ホンダ
ホンダは、早くから安全技術の研究開発に取り組んでいる。
安全とはおもに、ライダーの教育などの「ゼロ次安全」、事故を未然に防ぐ「一次安全(アクティブセーフティー)」、事故がおこったときに傷害を軽減する二次安全(パッシブセーフティー)などに分類されるとして、ゼロ次安全対策には、交通教育センターの設置など、一次安全対策には前・後輪連動ブレーキシステム(CBS)やアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)などを開発した。
そして、二次安全対策として、1990年からバイク用エアバッグシステムの研究を開始し、2005年に世界で初めて量産車に適用できるバイク用エアバッグシステムの開発に成功した。
バイク用エアバッグシステムは、おもに次の3つの部分で構成されている。
1)エアバッグモジュール
エアバッグ本体と、エアバッグ展開用の気体を供給するインフレーターを収納する。ライダーの前部に配置される。
2)加速度センサー
前方向からの衝撃加速度を検知する。フロントフォーク部左右に合計4個装備される。
3)エアバッグECU
衝突判定の演算と、システム機能部品の診断をおこなう。エアバッグモジュール右側に取り付けられる。
エアバッグは、次のような手順で作動する。前面衝突が起こると、加速度センサーが衝撃加速度を検知し、加速度データをエアバッグECUに送る。エアバッグECUは、そのデータをもとに、エアバッグを作動するかしないかを瞬時に判断する。 作動が必要と判断されたら、インフレーターに点火電流を送り、インフレーターがエアバッグ展開用の気体を発生させ、エアバッグ本体を展開させる。
加速度センサーの衝撃加速度検知から、エアバッグが展開するまでは、約0.15秒と極めて短い時間であり、これは人がまばたきをする時の時間(約0.2秒)に相当する。エアバッグは、ライダーが前方へ投げ出される運動エネルギーを吸収し、バイクからの離脱速度を抑制する。エアバッグが瞬時に展開することで、ライダーが相手車両や路面などとの打撃で傷害を負うリスクを軽減するのである。
ホンダのバイクのラインナップは、ロードスポーツ、デュアルパーパス、スクーター、ファミリー・レジャー、ビジネス、コンペティションというカテゴリにわけられる。
ロードスポーツの代表車種は、スーパースポーツバイクと、レースベース車の「CBR1000RR」と「CBR600RR」があり、ほかに、「CB1000 Super Four」、「CB750」、「CB400 SUPER FOUR」、「CB400SS」などのCBシリーズがある。
デュアルパーパスの代表車種は、スーパーモタードイメージのスポーツバイク「XR400 モタード」や「XR100 モタード」がある。
スクーターの代表車種は、大型スクーターの「シルバーウイング」シリーズ、電子制御技術を採用した「フォルツァ」シリーズ、ネイキッドスクーター「ズーマー」、1988年に登場以降、ロングヒットを続けている「ディオ」などがある。
ファミリー・レジャーの代表車種は、1967年登場の「モンキー」、1978年登場の「ゴリラ」が人気だったが、2008年現在は、両車種とも生産終了している。
ビジネスの代表車種は、なんといっても世界中でヒットを続けている「スーパーカブ」シリースである。1953年に初登場した「ベンリィ」、1982年に登場した「ジャイロ」シリーズは、残念ながら2008年現在、生産終了している。
コンペティションの代表車種は、モトクロス競技専用車の 「CRF450R」「CRF250R」「CRF150R」と、「CRF100F」「CRF80F」「CRF70F」「CRF50F」 のCRFシリーズがある。
3)キムコ
ベスパは、イタリアのバイクメーカー「ピアジオ」で生産しているスクーターのブランドである。ピアジオは、1884年、リナルド・ピアジオ氏により輸送機器メーカーとしてイタリアで創設された。当初は、鉄道車両や航空機の生産を行っていたが、第二次世界大戦以降、スクーター生産にも乗り出した。その際、エンリコ・ピアジオが設計を依頼したのが、ヘリコプターの創始者コラディーノ・ダスカニオ。航空機の技術をつぎ込んでそれまでにない、革新的なスクーターを開発した。それが、1946年に発表され、世界的な大ヒットとなったベスパである。
エンジンの音がブンブンと音をたて、車体後部のエンジンのふくらみがスズメバチに似ていることから、イタリア語でスズメバチを意味するベスパと名づけられた。ピアジオの狙いどおり庶民の足として普及したベスパは、イタリアだけでなく、インドや東南アジア各国でライセンス生産され、日本でも広く愛されるスクーターとして人気を得ている。
イタリアのみならず、世界中の国々で愛されているベスパ。その人気は、アメリカ映画「ローマの休日」に登場することにより、ゆるぎないものとなった。日本でも、この映画の公開とともに愛好家が増え、特に排気量50cc~125ccのビンテージシリーズと呼ばれる小型車種は、現在でも人気が高い。技術の進歩により、イタリア本国では製造が終了した製品についても、その人気が衰えることはない。日本国内での人気が高いことから、日本向け輸出製品として再生産された製品もあるほどである。
また、近年発売されたモデルについても、スチールモノコックボディや片持ちサスペンションという伝統的な特長を守りながらも、独創的かつ斬新なデザインを融合させることにより、現代におけるネオクラシックという位置づけで、なおも人気を誇っている。
ぺスパ愛好家は日本にも多く、ぺスパクラブジャパンという愛好家団体があり、日本各地の支部で活動している。その他にも、ぺスパにはマニアが多く愛好家グループが存在している。
4)プジョー
18世紀に、ジャン・ピエール・プジョーが繊維業を始める。その後、彼の息子達が中心となり、鉄鋼の加工などをする工場を設立。
1850年からプジョー製品の証として、ライオンのマークを付けるようになった。プジョーの製品としては、自動車や、オートバイと並行して、ペッパーミル、コーヒーミル、ソルトシェーカー、工具なども作られ、現在でも続いている。
1882年、プジョー家では、今後の乗り物は馬から自転車に変わると予想し、一般用、レース用などの自転車の製造を始めた。
1898年にエンジンをつけた三輪車を作り、1902年にはエンジン付の自転車を作る。また、レース用のオートバイの製造なども行うと同時に自動車製造を始めた。
アルマン・プジョーは、自動車の生産を上げるために、オートバイ、自転車部門の別会社、オートモービルプジョー社を作った。
1974年にはシトロエンを吸収合併し、1979年にはクライスラーUKを傘下とし、フランス最大の自動車メーカーとなる。
現在、スクーター、自動二輪車は、プジョー・モトシクル社が生産している。
伝統あるプジョーの製品は、現代でもフランスの国民車として親しまれている。
日本国内におけるプジョーのバイクを取り扱うのは、プジョー・モトサイクル・ジャポンである。
その正規代理店には、東京都足立区のD・Gカンパニー、千葉県松戸市・市川市にあるピットクルー、埼玉県川越市のスウ マガゼン ドゥ モト、兵庫県神戸市のべスピーノなどがある。
正規輸入卸としては、大阪の東洋モーターサイクルコーポレーションがあり、取り扱い店舗は8店舗である。西日本地区では、福岡の株式会社プジョーモーターサイクル西日本が取り扱い、九州を中心に44店舗を持つ。
全国には、この他にも40店舗以上のプジョーのバイクを取り扱う販売店があり、車種によっては、試乗も可能である。
5)カジバ
ヤマハは、小型化・軽量化に技術革新の重要度を置いている。
一例をあげれば、ヤマハ独自の電子制御技術【G.E.N.I.C.H.】(ジェニック)思想に基づいて実用化した、全回転域で好レスポンスを実現する「YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)」、電子制御燃料噴射システム「FI(Fuel Injection) 技術」、軽量化と部品点数の削減に貢献する、ヤマハ独自のアルミ鋳造技術から生まれた「CFダイキャストフレーム」、V型4気筒エンジンを効率よくフレームに搭載する「アルミ製デルタボックスフレーム」などがあげられる。
また、安全問題への取り組みでは、衝突安全技術や、予防安全技術の研究を進め、国土交通省が推進する「先進安全自動車(ASV)」という、先進技術を利用してドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載した自動車の研究活動に参加している。
このASVとして、「ASV-3」の研究を進めている。「ASV-3」は、エアバックシステムや、後方視界補助システム、多機能表示システム、夜間ライティングシステムや音声提供システムなどの装備を持っている。
ヤマハは、1980年代から、環境に優しい電動技術の研究開発を進めてきた。1993年に世界に先駆けて開発・発売された電動ハイブリッド自転車「パス」は、家庭の電源から簡単に充電でき、運転免許不要、かつ、排出ガスや騒音も出ないということで注目された。また、バッテリーはリサイクル可能である。
「パス」で培った制御技術と最新技術を投入して2003年に発売したのが、「パッソル」である。「パッソル」は、100%電気エネルギーで走るエレクトリック・コミューターで、新神戸電機株式会社、株式会社日立製作所と共同開発した、世界最高水準のリチウムイオンバッテリーを搭載している。
エレクトリックコミューターでは、「パッソル」に続き、2005年には、折りたたみ可能な超軽量ボディの「EC-02」を発売した。
また、バイクではじめてダイレクトメタノール燃料電池で自家発電する、フューエルセル(FC)コミューター、「FC06」の研究に着手、2004年9月より公道走行調査を進めてきた。その成果を踏まえ、2005年、燃料電池バイク「「FC-me(エフシー ミー)」を開発した。「FC-me(エフシー ミー)」はモニター使用として限定的に貸し出され、2005年9月より静岡県に1台賃貸借されており、公務に活躍している。
6)ロデオ
ロデオモーターサイクルは、日本の群馬県高崎市に本拠地を置くバイクメーカーで、1994年に創業した。ロデオモーターサイクルの車両は、アメリカの別法人が、メーカーとして製造し、販売している。日本では、新規輸入車としての新車登録となる。
ロデオモーターサイクルのバイクは、フレームはオリジナルフレームを用い、エンジンは、アメリカS&S SYCLE社のエンジンを採用している。このほか、ハーレーダビッドソン社純正ツインカムTC88仕様採用の車両もある。
エンジン以外の部品も、すべて新しい部品から構成されており、製造システムは、フルカスタム車両と同様になる。このため、希望のパーツを、注文時に取り付けを指示すれば、後付けよりも低価格で装着可能である。
ロデオモーターサイクルの車両は、アメリカの別法人が、メーカーとして製造し、販売している。その車体番号は、「1L9」というものになる。
この車体番号は、日本でいうメーカーコードのようなものである。アメリカマニュファクチャラーとして認められた法人が、それぞれ使用できる番号で、「First three digit SAE Code」と言われるものである。
SAE Codeは、SAE Codeを正式に所有するメーカーが、車体番号を持つ車両を正式にメーカー製造したもの、ということで、組み立て車両や、改造車、不明登録車両などではない、本物のバイクメーカーによって作られたバイクである、ということである。
この車体番号は、車体のシャーシー部に打刻されているもので、「1L9」の後に、車種ごとに14桁並び、全部で17桁の番号が打刻されていることになる。
ロデオモーターサイクルの車両は、アメリカの別法人が、メーカーとして製造し、販売している。その車体番号は、「1L9」というものになる。
この車体番号は、日本でいうメーカーコードのようなものである。アメリカマニュファクチャラーとして認められた法人が、それぞれ使用できる番号で、「First three digit SAE Code」と言われるものである。
SAE Codeは、SAE Codeを正式に所有するメーカーが、車体番号を持つ車両を正式にメーカー製造したもの、ということで、組み立て車両や、改造車、不明登録車両などではない、本物のバイクメーカーによって作られたバイクである、ということである。
この車体番号は、車体のシャーシー部に打刻されているもので、「1L9」の後に、車種ごとに14桁並び、全部で17桁の番号が打刻されていることになる。
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