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1)納沙布岬~霧多布湿原~釧路市
納沙布岬は、日本最東端の岬であり日本で一番最初に朝日が見られる場所です。目の前には、歯舞群島の貝殻島や水晶島、国後島などを見ることができます。また流氷の季節になるとダイナミックに流れる流氷を見ることもできます。納沙布岬から十勝管内の広尾町まで走る全長321キロに及ぶ海岸線の道路を、北太平洋シーサイドラインとよびます。沿線ではたくさんのビューポイントを見ることができます。 霧多布半島の突端に位置する霧多布岬は、太平洋の荒波に突き出た形をしており、雄大な景観が見られる岬です。展望台からは、3キロ先にある帆掛岩でアザラシ(トッカリ)が見られることから「トッカリ岬」ともいわれています。周辺にはキャンプ場もあります。 霧多布湿原は、釧路と根室のほぼ中間の位置にある太平洋岸の海岸線に沿って長さ9キロにわたる湿原です。面積が3,168ヘクタールあり、釧路湿原、サロベツ原野についで、国内で3番目に広いです。6月から9月までの間、さまざまな花が咲くさまは見事であり、この湿原が「花の湿原」といわれる由来にもなっています。湿原の中を横切る形で走るMGロードは、走りながら湿原の花も見られる約2キロの直線道路です。 霧多布湿原の南にある琵琶瀬展望台からは、霧多布湿原の中を大きくうねる琵琶瀬川が一目で見渡せる絶景のビューポイントです。近くにトイレや売店もあり、休憩場所にしてもいいでしょう。 北太平洋シーサイドライン「岬と花の霧街道」の景勝地である原生花園あやめヶ原には、広さ100ヘクタールの草原に、5月から10月にかけて100種類以上の花が次々と咲き誇ります。ことに6月~8月の間に咲く、ヒオウギアヤメの大パノラマは見事です。この後も愛冠(あいかっぷ)岬、国泰寺、厚岸大橋、苫多海岸などの観光スポットなどがあります。
2)網走市~能取湖~サロマ湖
網走市から国道238号線を走り、能取湖、サロマ湖を経て紋別市に着くまでのルートを紹介します。 網走市の観光スポットをいくつか挙げます。網走刑務所の中には入ることができませんが、映画の舞台にもなり全国的に有名で、立ち寄る観光客も多いです。網走刑務所の建造物を移築・復元し、北海道開拓の歴史や受刑者たちの暮らしを再現しているのが、博物館網走監獄(開館時間4月~10月は8:00~18:00、11月~3月は9:00~16:30)です。オホーツク流氷館(開館時間4月~10月は8:00~18:00、11月~3月は9:00~17:00)には、マイナス18度の流氷体験室があり、夏でも流氷を見ることができます。また、ハイビジョン映像によるオホーツクの四季や流氷を見ることができます。 オホーツク海に面した網走は、四季折々の花が楽しめる名所が点在しています。中でもサンゴ草は、道内でも能取湖とサロマ湖、厚岸湖でしか咲きません。網走市卯原内地区のサンゴ草群落地では、9月になると深紅に色づいた茎がサンゴのように見え、湖岸が深紅の絨毯を敷き詰めたようになります。 北見市にある、ところ遺跡の森には、ところ遺跡の館(休館日月曜日、祝日の場合は翌日、年末年始・開館時間9:00~17:00)や、ところ埋蔵文化財センター・どきどき(休館日月曜日、祝日の場合は翌日、年末年始・開館時間9:00~17:00)があり、縄文時代からアイヌ文化までの遺跡が残されています。 キムアネップ岬は、サロマ湖の沿岸から東南に突き出た岬で、サロマ湖の夕日を見る絶景ポイントです。近くにキャンプ場もあります。サロマ湖の面積は151.7キロ平方メートルで、日本で3番目、道内ではもっとも広い湖です。湖のほぼ中央に位置する幌岩山の頂上にあるサロマ湖展望台からは、湖全体を眺めることができます。
3)紋別市~枝幸町~クッチャロ湖
紋別市から国道238号線を走り、クッチャロ湖までのルートを紹介します。 オホーツク海に面した紋別市は、流氷観光で知られています。また、港町ならではの海の幸、帆立、鮭、カニなどの味覚も楽しめます。そんな紋別の観光スポットは流氷にまつわるものが多く、氷海展望塔オホーツクタワーは紋別港の堤防の先端に設置されていて、流氷や海底の観察ができます。オホーツクとっかりセンターゴマちゃんランド(年中無休・開館時間9:00~17:00)は、現在25頭いるアザラシの保護センターです。道立オホーツク流氷科学センター「GIZA」(休館日月曜日、祝日の場合は翌日、年末年始・開館時間9:00~17:00)は、流氷とオホーツク海を科学的に学ぶ体験型施設です。 紋別市の市街地に行くと、オムサロ原生花園があります。夏場は、海岸線に1キロにわたり野生の花が咲き誇り、冬は流氷を眺望できます。 オホーツク海に面した枝幸町は、紋別市同様に漁業が盛んで、ことに毛ガニは漁獲量日本一を誇ります。三笠山の頂上にある三笠山展望閣(開館期間5月~10月31日・休館日月曜日)から、オホーツク海と枝幸町市街地が見渡せます。ウスタイベ千畳岩は、一面に畳を敷きつめたような岩々が広がります。岬の中央部にはキャンプ施設もあり、海岸線にある北見神威岬に隣接しています、カムイ岬公園もオホーツク海を望む絶景ポイントです。北海道立北オホーツク自然公園に指定されていて、ここから見える日の出はとても美しいです。 クッチャロ湖は、平均水深1.5メートルと浅く標高が低いため、オホーツク海の満潮時には海水が湖に流れ込みます。北オホーツク道立自然公園に指定されている湖です。日本とロシアを渡る水鳥の中継地点になっており、約290種類の野鳥が飛来します。ラムサール条約指定地でもあります。湖畔には、白鳥公園、水鳥観察館、キャンプ場、温泉施設などがあります。
4)旭川市~美瑛町~上富良野町
旭川市から国道237号線を走り、上富良野町までのルートを紹介します。 十勝岳に向かって延びる農道は上ったり下りたりの道で、丘の町美瑛はのどかな風景が続きます。この町は「日本でもっとも美しい村」にも加盟しています。旭川市から国道237号線を走ると、パッチワークの路とよばれる道に出ます。周辺に、テレビCMなどに使われた風景が点在しています。ケンとメリーの木、セブンスターの木、マイルドセブンの丘などです。自然の雄大さを感じる風景を、じっくり眺めながら回りたいスポットです。北西の丘展望公園は5ヘクタールの広さで、園内にある展望台から、丘陵地帯全景や大雪山連峰を眺めることができます。 国道237号線の東側は、パノラマロードとよばれています。風景写真家の第一人者、前田真三のギャラリーがある拓真館、写真家前田氏の作品にも取り上げられている美馬牛小学校のほか、多くの写真家が撮影場所に選ぶ水沢ダム、新栄の丘展望公園、ふれあい牧場、四季彩の丘があります。 白樺街道は、美瑛から白金温泉までの約4キロの道を自生した白樺が立ち並ぶ道路です。北海道自然100選にも選ばれています。 美瑛町から上富良野町に入ると、市内から少し離れた十勝岳温泉郷に、いくつかの温泉があります。フロンティア フラヌイ温泉、吹上温泉、十勝岳温泉などです。日帰り入浴も可能なので、時間があれば立ち寄ってみるのもいいでしょう。 後藤純男美術館(開館時間9:00~17:00)には、日本画家後藤純男が北海道を描いた作品など、約150点が展示されています。国道237号線から西11線道路を入ると、ジェットコースターの道とよばれる2.5キロの道路があります。高低差が激しいことからつけられた名前です。上富良野町は、わが国におけるラベンター発祥の地です。毎年7月になると、町のあちこちがラベンダー畑の紫色で染まります。
5)十勝平野~層雲峡~旭川市
十勝平野から国道273号線を走り、大雪山、層雲峡など樹海の中を抜けて旭川までのルートを紹介します。 音更町にある独立行政法人家畜改良センター十勝牧場は、明治43年に種馬の改良と繁殖の研究のために開設されました。現在はめん羊、肉用牛、乳用牛の改良研究も行われています。園内ではめん羊のみならず、パンチケン公園の緑地、道道133号線から場内に通じる白樺並木、十勝牧場の展望台から見る日高山系と十勝平野の景色が見事です。 上士幌町ナイタイ高原牧場(開園時間5月~10月7:00~19:00)は、日本で一番広い面積を誇る公共牧場です。面積約1,700ヘクタール(東京ドーム358個分)の広さがかもしだす芝のジュータンが、日々の疲れを癒してくれます。 国道273号線の糠平湖付近を走ると、音更川にかかる大型のコンクリート製アーチ橋を見かけます。廃線になった旧国鉄士幌線の橋です。中でもタウシュベツ川橋梁が最も有名で、糠平湖の水位の変化によって、橋の見え方が変わります。 三国峠は、最高地点での標高が1,139メートルあり、車の通行可能な峠としては道内一の高さです。峠から眼下に広がる樹海と山岳美は実に見事で、通年を通して通行可能です。 国道273号線から大雪山観光道路を走ります。赤岳銀泉台は紅葉のころの景色が見事です。ただし紅葉シーズンは通行規制があるので注意が必要です。 層雲峡に入る手前に見られる大函は、屏風のような幅広い柱のような岩が並ぶさまが壮観です。日本一広い大雪山国立公園は、一部ロープウェイで見られます。層雲峡ビジターセンターからロープウェーが利用できます。
6)旭川市~稚内市
旭川市から国道232号線、通称日本海オロロンラインを走り稚内市までのルートを紹介します。 神居古潭(かむいこたん)は、アイヌ語で「神のいるところ」という意味です。このあたりで石狩川の川幅が狭くなる分、川の流れが急激になり、浸食によってできた奇岩や断崖が独特の雰囲気を出しています。 JR留萌本線の終着駅増毛駅は、映画「駅・ステーション」の舞台でした。周辺にはニシン漁が盛んだったころの名残を残す建物が残っています。留萌市にある夕日の名所、黄金岬は「日本の夕日百選」にも選ばれています。 日本海に面した海岸はニシン漁が盛んな町でした。いまでも町のあちこちに、その名残の建物を見ることができます。花田家は雇い人を500人も超すくらいの大ニシン漁家でした。小平町にある旧花田家番屋は、北海道に残された民家の中でも最大規模のものです。 日本海に沿って走る国道232号線は、日本海オロロラインといわれています。名前の由来は天売島に住むオロロン鳥にちなんでつけられました。海を眺めながらのツーリングが気持ちいいです。初山別村にあるしょさんべつ天文台(休館日火曜日・開館時間4月~9月10:00~21:00、10月~3月10:00~19:00)は、みさき台公園内にある建物で、多くの人に気軽に星空を楽しんでもらいたいという目的で作られました。 国道232号線は、天塩町から内陸に入ります。豊富町は雄大な牧草地が見られる場所です。サロベツ原野は総面積23,000ヘクタールで、国立公園として保護されており、北国特有の花々に出会うことができます。また、面積約1,400ヘクタールと、日本一の規模を誇る豊富町大規模草地牧場には、約1500頭の乳牛やめん羊が放牧されています。市街地から北に6キロほど離れた場所にある宮の台展望台から見るサロベツ原野や、利尻富士の光景はとても感動的です。 稚内市の先端の岬ノシャップ岬の名前の由来は、「波のくだける場所」という意味のアイヌ語です。利尻富士、礼文島、サハリンの島々を望み、地平線に沈む夕日が美しい岬です。
7)ニセコ町~札幌市
ニセコ町から国道276号線、国道230号線を通り、札幌市までのルートを紹介します。 ニセコ町は、アイヌ語で「切り立った崖」という意味があります。切り立った崖と山の町がニセコ町です。このようにニセコはスキーとアウトドア、そして温泉の町です。トレッキング、フィッシング、そしてウインタースポーツが楽しめる場所が数か所あります。温泉の数も豊富で、昆布川温泉、アンヌプリ温泉、新見温泉、湯本温泉、五色温泉、東山温泉などがあります。 ニセコから神仙沼に行きます。高山植物やエゾ松に囲まれ、ニセコ山系の北側にある沼の中でも最も美しいといわれています。大湯沼はニセコ湯元温泉の源泉です。白い湯気と硫黄のにおいが周辺に立ちこめていて、独特の雰囲気があります。作家、有島武郎は、父から受け継いだ土地をニセコに持っていました。大正時代、その土地を無償で開放し地域の発展に尽くしました。それを記念して作られたのが有島記念館(休館日月曜日・開館時間9:00~17:00)です。小川原脩記念美術館(休館日火曜日・開館時間9:00~17:00)は、生まれ故郷倶知安町にあります。常設展ではチベットやインドを描いた作品が展示されています。 国道237号線沿いにある中山峠から見える羊蹄山は、とても美しいです。道の駅望羊中山では、名物「峠のあげいも」が食べられます。定山渓に入ると、いよいよ札幌市内です。札幌の奥座敷として親しまれてきた温泉郷には、源泉公園や、足つぼの湯、岩戸観音堂、定山渓郷土博物館などがあります。
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